こういったことで悩んでいませんか?
音声の質が悪いとクライアントの満足度を下げてしまいます。
音声にこだわった動画を納品することができれば、継続案件につながる可能性もグッと上がりますよ^^
〜シュシュの動画編集歴〜
・ココナラゴールドランク取得!
・プレミアプロを副業で2年間実践
音声の質にこだわるクライアントもいるのでこの記事を読んでマスターしちゃいましょう!
・速度調整をしても音声を変えない具体的な方法
・ピッチシフターの比率の計算方法
・速度調整前の動画と修正後の音声比較
今回は速度調整をしても音声の高さを変えずに、より自然に仕上がる動画になるよう解説していきます!^^
速度調整後の音声が重要なわけ
プレミアプロで速度調整後に自然な音声にすることで違和感のない動画になります。
音声が高いと本編に集中ができず、離脱率の高い動画になります。
プレミアプロで速度調整をした場合、早くした場合は音声が高くなります。
その反対に遅くした場合は音声が低くなります。
通常の音声にすることで、違和感のない動画を意識しましょう!
・ピッチシフター(エフェクト)
・ステレオエクスパンダー(エフェクト)
・エッセンシャルサウンド(ステレオ幅の調整)
この後の図解でも出てくる3つなので覚えておいてください。
プレミアプロで速度調整後に音声を変えない方法【図解で解説!】
ここではプレミアプロで速度調整をしても音声を変えない方法を解説します。
音声にこだわった動画を作成していきましょう^^
ピッチシフターの適用
始めにエフェクトからピッチシフターを適用していきましょう^^
速度調整をしたい箇所とそうではない箇所をカットしていきましょう。
私はショートカットキーのZを押してカットができる設定になっています。
通常のテロップと速度調整をしない箇所にわけます。
今回は赤枠で囲んだ箇所の速度を早くしていきます。
右クリック→速度・デュレーションを選択します。
①速度調整できる箇所に数値を入れる
→速度を早くしたい時は100より大きい数字
→速度を遅くしたい時は100より小さい数字
②変更後に後続のクリップをシフトにチェックを入れる
③OKを選択して画面を閉じる
最初よりテロップの長さが短くなりました。
速度が早い場合は短くなり、遅くした場合はテロップの長さが長くなります。
先ほど設定した”選択した変更後に後続のクリップをシフト”により後ろのテロップがくっついています。
プロジェクト画面のエフェクトタブを選択→ピッチシフターと入力して検索
ピッチシフターをドラッグして、速度調整したいテロップに適用する
エフェクトコントロールにピッチシフターが適用されているので確認してみましょう。
ピッチシフターの中にあるカスタムセットアップの編集ボタンを押します。
ピッチシフターを調整できる画面が出てきます。
セミトーンの数値とセントの数値を設定します。
こちらは計算式を用いて求めてから数値をいれるとより自然な音声に近づきます。
計算するの!?なんだか難しそう・・・・
数字を当てはめるだけだから簡単だよ!
ピッチシフターの音声設定値の求め方
公式に数字を当てはめれば設定値がででくるので心配しなくて問題ありません^^
log2 ⚪︎^12
上記の式の⚪︎の部分に今回速度調整した数字をいれてGoogleで検索してみましょう!
画像の例で解説します。
log2 1.4^12
↑今回は100%から140%に速度を早くしています。
上記のような計算結果になりました。
5はセミトーンにいれます。
セントの部分の数値は0.825の小数第3位を四捨五入すると0.83になります。
0.83をマイナス表記にして-8.3といれれば完了です。
3は切り捨てで消えてしまうので、画像のように-8と表示されます。
これでピッチシフターの設定は終了です^^
ステレオエクスパンダーを適用
次はエフェクトからステレオエクスパンダーを適用していきましょう。
手順は先ほどと同じでエフェクトタブを選択し→ステレオエクスパンダーと検索
ピッチシフターを適用した同じテロップにステレオエクスパンダーを適用する
エフェクトコントロールにステレオエクスパンダーが適用されました。
先ほどのピッチシフターも適用されていることを確認してください。
ステレオエクスパンダーの中にあるカスタムセットアップ→編集をクリックします。
すると調整画面が出てきます。
ステレオ拡張を一番左にし、0%にします。
これでステレオエクスパンダーの設定が完了です!
あと1つなので頑張りましょう!
エッセンシャルサウンドのステレオ幅
画面上部のウィンドウを押してエッセンシャルサウンドをクリックします。
元から開いてある方はこの手順は不要です。
エッセンシャルサウンドタブを選択し環境音をクリックしましょう。
中央あたりにあるステレオ幅にチェックをし、クリックします。
ステレオ幅をクリックするとゲージが出てきます。
ステレオ幅を一番左にし数値が0になっていることを確認しましょう。
これで設定が全て完了です^^
速度調整をしても自然な音声に近づけることができました^^
これで完了です!お疲れ様でした!
速度調整前と修正後の音声の比較
先ほどの手順で作成した動画のクオリティを確認してみましょう。
違いがわかりやすいように速度を遅くしてみました。
長くない動画であれば、ピッチシフターのみの適用で基本的に問題ありません。
長い動画の場合はピッチシフターだけでは、洞窟の中から話している感じになるので結構気になります。
その場合は今回紹介した方法で試してみてください^^
ちなみに今回のピッチシフターの設定値ものせておきます↓
速度を80%で速度調整
log2 0.8^12
→-3.863
セミトーンに8
セントに8.6を入力
まとめ:プレミアプロで速度調整をしても音声を自然な動画にしよう!
今回はプレミアプロで速度調整しても音声の違和感のない動画の作り方について解説しました。
今回の処理方法を知っておくことで、クライアントに満足してもらい、継続的に案件を受け続けていきましょう!
最後まで読んでくれた方ありがとうございました〜!^^
ではまた!
・速度調整後に音声の高さを変えずに自然にしたい
・プレミアプロで速度調整の方法を知りたい
・音声を自然にしてクライアントに満足してもらいたい